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なぜ理学気功なのか

なぜ理学気功なのか

その場の対処法ではむしろ悪化してしまう



私は、 8年間の臨床経験の中で、漢方整体、良導絡、カイロプラクティック、電子療法、スパイラル療法、キネシオ・テープ療法、ハーブ・ビタミン療法、マクロビオティック、筋膜療法、オステオパシー、リンパ・マッサージ、操体法、ヨーガ、真向法、キネシオロジー、気エネルギー療法、バイオ・フィードバック、冷えとり健康法、野口整体、気診気功、スリー・イン・ワン、タオ指圧、タッチ・フォー・ヘルスなど、あらゆる手技療法や食事療法、心理療法を経て臨床に活かしながら施術にあたって来ました。


ただ、開業当初はまさに手探りで、とにかく患者さんの症状を『ちから』で抑えつけて消そうと必死で、施術法の表面的な部分の違いにこだわるあまり自然の『理(ことわり)』に気づかずにいました。短期間で治ってしまった?はずの症状が1年もすると、なぜか前回よりひどい状態でやって来るのです。実は症状を奥に押し戻しただけで、実体は何も変わっていないことに気づきました。そのことを契機に器具の使用やマッサージやカイロ等の直接患部や関節に強い刺激を与える施術を、原則として中止しました。


すると、反って即効性は無くなるだろうと思っていたところ、半数以上の場合、施術回数が目に見えて減少して来ました。加えて、患者さん自身が気付かずに続けている習慣の中にもかなりの原因があるので、食事や呼吸法などの自己療法についての指導もする様にしました。しかし、通常なら良いと分っても出来ないものです。やはり、本人がその必要性を心から感じない限り効果は低いと感じました。

画像の説明

表面的な症状を追いかけず「こころ」に目を向ける 



ここでごく自然に『こころ』という存在に目を向ける必要性が出てきたわけです。自分の生活の誤りを素直に認め、無意味なこだわりを捨てるのに、努力で対処しようとすると反って『ストレス』が溜まるので、出来るだけ自然な『気づき』を促す他はないのです。その為には大脳生理学などの知識の応用や潜在意識の働きについての理解が不可欠になります。表面的な症状を追いかけていると本質的な問題が見えにくいので、迷路に迷い込んでしまいます。


本質的な症状の意味が解からないと症状そのものの存在が『ストレス』として作用していまい、分っていながら投薬や手術、または直接的な手技療法で一時的に誤魔化すようなパターンが出来てしまいます。しかも、病気に対する根本的な恐怖感は潜在的で気づきにくい『感情ストレス』となって確実に心身を蝕んでいきます。


最近になって、やっと「こころ」と「からだ」の相関関係が医学的にも研究対象になり始めたようです。しかし、まだまだ理解が足りないのは周知の事実で、『心療内科』などといっても薬物中心の施術が当たり前になっています。
ところで、『気エネルギー』の流れが悪くなると、感情に明らかな変化が現われるのと同時に感情の変化によっても『気エネルギー』の流れは変化します。例えば、怒りっぽい人は『肝臓』が悪く、『肝臓』が悪いと怒りっぽくなる傾向があります。臆病な人は『腎臓』、心配性の人は『消化器』・・・という具合です。つまり、様々な感情的ストレスによっても体内の『毒素』が増え続けるのです。『活性酸素』がストレスによって多量に発生することなどは結構知られています。

感情ストレスによって内臓に溜まる毒素が原因となる場合が非常に多い



理学気功での治療において、症状の原因を突き止めると、内臓に溜まる毒素であることが非常に多い。と感じていた事もあり、関連する文献をいくつか調べてみました。


ニューヨーク医科大教授のサーノ博士は著書の中でこう書いています。


「首や肩、腰に生じる痛みの原因が身体の構造異常でないなら、特定の筋肉や神経、靭帯に生じた生理的変化、すなわち緊張性筋炎症候群(TMS)ではないかと思うようになった。これは身体には無害だが、強い痛みを伴うことのある、あるありふれた心理状態からくる疾患だ。


(中略)極めて不快なその状態は心の現象が引き起こしたものであって、身体の構造異常や筋肉の欠陥が原因で生じたものでは無い。」また、精神分析医のコーエン博士は「痛みの役割は、隠されていた感情を表現することではなく、その感情が意識に浮上して来るのを防ぐことではないだろうか?これを精神分析では『防衛』と呼んでいる。」と言っています。


つまり、人は痛みによって、ある忌まわしい感情から注意をそらそうとしていることになります。また、サーノ博士はこうも書いています。「普通、痛みを怪我や筋肉の機能不全のせいにしているわけで、完璧なカムフラージュである。本人の注意が痛みに集中している限りは不快な感情が表に現われる危険は全く無い。診察を続けるうちに、抑圧されている感情の苦痛が大きければ大きいほど、TMSの痛みも激しくなることがわかってきた。


たとえば、幼児期に虐待を受けたことで、とてつもなく大きな怒りを心に抱いていると分かった患者は、たいてい身体を動かせないくらいの激しい痛みを感じているのに、長年無意識下でうずいていた恐ろしいほどの憤りを口にする機会に恵まれた時にだけ、その痛みが消えるのだった」と。


その他にも、類似した理論を主張する文献が、多いのに驚きました。そして同じようなメカニズムで起きる疾患は実に多い事もわかりました。胃酸過多/胃十二指腸潰瘍/裂孔ヘルニア/過敏性大腸症候群/花粉症/頭痛/湿疹/めまい/耳鳴りなどですが、意外ではありませんか?もちろん、全てが当てはまるわけではありませんが、一般施術では完治しにくい症状であることは確かです。


当院でも、「筋反射テスト」を使って潜在意識に隠された『抑圧された感情』を掘り起こして、認識させることでこれらの症状にハッキリした効果をあげています。


私たちは自分の考えていることは、全て認識していると思いがちです。ところが、『意識』というものは例えるなら氷山と同じで、水面に出た部分より隠れた部分の方が、ほとんどなのです。特に重度の慢性的な症状は、潜在意識下における感情ストレスが作り続ける『毒素』から、内臓を守るために、絶えず多量の『毒素』を排泄し続ける必要がある、ということかも知れません。ですから、その抑圧している感情に気づかない限り、症状が軽減しないということになります。

心身総合療法とは?



最小限の刺激によって、からだ本来の『毒素排泄機能』を最大限に呼び覚まし、同時に自然の『摂理』に逆らわない施術こそが、患者さんを施術に『依存』させずに自らの健康を自力でコントロールできる力を生むのです。そして、その施術に最も近いのが『理学気功』なのです。『からだ』からも『こころ』からも同時にアプローチしてこそ、真の施術だと考えます。どちらも一体ではあっても、反応は違います。ですから、『からだ』からだけとか『こころ』からだにけの施術では無理があります。何よりも、患者本人の『選択』の余地がないことが問題なのです。同じ理論にに基づいた『心身総合療法』でなくては意味がありません。


つまり、同一のセラピストが一貫して『こころ』と『からだ』を扱う必要があるという事です。本当に病気や症状に悩む人たちにとって問題なのは、その直接的な苦痛よりも、むしろそれに伴う『不安』や『恐怖』なのではないでしょうか!その場の『痛み』や『症状』が無くなったところで、実は本質的な解決にはなっていないのです。『不安感』や『イライラ感』が治癒の妨げになることや、食べすぎ、飲酒、喫煙、加工食品や甘いもののとり過ぎ、薬の服用などが良くないことは誰でも知っています。でも、『からだ』が要求するのでコントロール出来ないのです。


悪い根拠を山ほど挙げて無理に欲求を抑えたところで、結局は長年の習慣に負けてしまいます。そして、習慣を変えられない理由を自分自身以外から山ほど探し出すのです。「これは仕方がないんだ」「この習慣にもこういう良い面もあるんだ」と言う具合にです。それは、もう天才的と言っていいくらいに!しかし、本心から自分に納得していないので、その感情が新たな漠然とした『不安』や『恐怖』を作り出していくのです。


しかし、諦めるには及びません。もう、誤魔化す必要もないのです。実に多くの人たちが病気や症状から解放され、それに伴う『不安』や『恐怖』さえも克服しつつあります。そればかりか、生活全般に活気と穏やかさが行き渡り、とても『自由』な気持ちでいられるようになっているのです。中には笑顔で「今思うと病気になって良かった」とさえ言っていた人もいました。それは本質的な解決の具体的方策を個人的レベルで示し、様々な『気づき』中から自発的な治癒を促すシステムこそが『理学気功』だからなのです。

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